2017.10.10
こんにちは。
10月に入って気温も下がり、過ごしやすい日が続いていますね。
秋といえばスポーツ!
私はランニングが趣味で週に3回ほど走っていますが、その際に欠かせないのがクレジットカードです。
小銭が出ないので1枚携帯しておけば、喉が渇いたときにコンビニで飲み物を買ったり、帰りにスーパーで買い物をするのに便利です。
最近はApple Payも登場し、iPhoneにクレジットカードを登録しておけばiPhoneのみで決済することも可能になりました。
さて、みなさんは2017年から国税をクレジットカードで納付できるようになったのをご存知ですか?
今回はそのクレジットカード納付について簡単に解説させていただきます。
Q.どんな税金に使えるの?
A. 以下のように一部を除くほぼ全ての税金に使えます。
申告所得税及復興特別所得税 |
消費税及地方消費税 |
法人税 |
法人税(連結納税) |
地方法人税 |
地方法人税(連結納税) |
相続税 |
贈与税 |
源泉所得税及復興特別所得税(告知分) |
源泉所得税(告知分) |
申告所得税 |
復興特別法人税 |
復興特別法人税(連結納税) |
消費税 |
酒税 |
たばこ税 |
たばこ税及たばこ特別税 |
石油税 |
石油石炭税 |
電源開発促進税 |
揮発油税及地方道路税 |
揮発油税及地方揮発油税 |
石油ガス税 |
航空機燃料税 |
登録免許税(告知分) |
自動車重量税(告知分) |
印紙税 |
Q.手数料はあるの?
A. 納付税額に応じた決済手数料がかかります。
最初の1万円までは82円(税込)、以後1万円を超えるごとに82円(税込)の手数料が加算されます。
納付税額 |
決済手数料(税込) |
1円~10,000円 |
82円 |
10,001円~20,000円 |
164円 |
20,001円~30,000円 |
246円 |
30,001円~40,000円 |
328円 |
40,001円~50,000円 |
410円 |
※以降、10,000円を超えるごとに決済手数料82円が加算されます。 |
なお、納付税額の上限は決済手数料を含めて1,000万円未満となっています。
Q.使えるクレジットカードは?
A. 以下のマークがついているものが使えます。主要なブランドはカバーしているのではないでしょうか。
Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、TS CUBIC CARD
使い方は?
トヨタファイナンス株式会社が運営している国税クレジットお支払いサイトへアクセスし、「お手続きの流れ」に沿って進めてください。
※金融機関やコンビニエンスストア、税務署の窓口ではクレジットカード納付はできませんのでご注意ください。
なお、上記のサイトでは納付税額に応じた決済手数料の試算も行うことができます。
Q.メリットを教えて
A. ①いつでも支払いができる。
夜間休日を問わず、24時間いつでも支払いが可能です(メンテナンス時間を除く)。
②支払いを遅らせることができる。
納付期限内に手続きを完了していれば、クレジットカードの引き落とし日が納付期限より後になった場合でも延滞税は発生しません。
③クレジットカードのポイントがたまる。
ただし、カード会社の会員規約によりますので、気になる方はカード会社へお問い合わせください。
Q.デメリットを教えて
A. ①決済手数料がかかる。
上記のとおり、1万円ごとに82円(税込)の手数料がかかります。
②領収証書が発行されない。
領収証書が発行されませんので、納付内容確認のために以下の方法をおすすめします。
・納付手続完了ページを印刷しておく
・納付手続完了メールを保存しておく
③納税証明書が発行されるまで時間がかかる。
納税証明書が発行可能になるまで3週間ほどかかる場合があります。(ただし、通常の現金納付であっても、「申告又は納税の直後においては、当日中に納税証明書を発行できない場合があります。詳しくは税務署にお尋ねください。」(国税庁HP)となっています。)
まとめ
今回は、クレジットカード納付について解説させていただきました。
その他ご不明な点は、国税庁HPクレジットカード納付のQ&Aなどでご確認ください。
最後に、現在利用可能なクレジットカード納付以外の納税方法もご紹介させていただきます。
出典:国税庁HP
各納税方法のメリット・デメリットを踏まえたうえでの利用をご検討ください。