2017.11.21
こんにちは。
12月が近づき、いよいよ街もクリスマスムード一色になってきましたね!
神戸では、ロックフェラーセンター前のクリスマスツリー(映画「ホームアローン」でご存知の方も多いのではないでしょうか?)を上回る世界一の高さ(約30m)のツリーが植えられ注目を集めています。
さて今回は「つみたてNISA」第2弾!
前回確認した「つみたてNISA」の概要を踏まえた上で、「つみたてNISA」投資のさらなる魅力を掘り下げてご紹介させていただきます。
魅力その① 金融庁お墨付きの投資信託
現在日本には5,000本を超える投資信託があります。
投資が初めての方がその中から「これ!」という商品を選ぶのは至難のワザと言えます。
ところで前回「つみたてNISA」は、金融庁が指定する一定の条件を満たした投資信託のみが対象商品となっていることを確認しましたよね…
そうなんです!
「つみたてNISA」は金融庁お墨付きの厳選された投資信託から選ぶだけでいいのです。
商品を選ぶのが面倒くさいという初心者の方には大変やさしい仕組みになっていると言えるのではないでしょうか。
魅力その② ドルコスト平均法によるリスク分散
みなさまはドルコスト平均法という言葉をご存知でしょうか?
ドルコスト平均法とは、価格が変動する金融商品を定期的に一定金額ずつ買付ける投資方法のことを言います。
そのため価格が高いときには買付ける数量が少なく、逆に低いときには買付ける数量が多くなります。
下の図をご覧ください。
出典:金融庁
ドルコスト平均法は購入価格を平準化させる効果が期待でき、時間の分散によるリスク軽減が可能となります。
魅力その③ 複利の効果
前回ご説明のとおり、「つみたてNISA」で購入した商品から得られる分配金は全額非課税となります。
通常の投資であれば、税引き後の利益を再投資に回すことになりますが、「つみたてNISA」の場合利益の全額を再投資に回せるため、より多くの複利効果が期待できます。
もう少し具体的に考えてみましょう。
以下は、100万円を各年利の収益率で20年間課税口座と非課税口座で運用した場合、元利合計がいくらになるかを表にしたものです。
(単位:万円)
ご覧のように、長期投資では複利が大きな効果を発揮することが分かります。
さらに「つみたてNISA」では元金が毎月積み上がるためその差はより大きくなります。
また、「つみたてNISA」は毎月分配金の出ないもののみが対象商品となっています。
分配金が出ないのを一見損のように思われる方もいらっしゃいますが、分配金を受け取らずに運用すると、分配金全額が再投資に回されることとなるため、一層の複利効果が期待できます。
まとめ
2回にわたり「つみたてNISA」の魅力をご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。
今月9日マネックス証券の松井社長は2019年3月末までに日経平均株価が3万円に上昇するとの見通しを発表し、その理由として次の3つを挙げました。
①衆議院選で自民党が勝利したことにより金融緩和の継続が確認されたこと
②公的年金を運用する年金積立管理運用独立行政法人(GPIF)が日本株への投資を今後も増やす見込みであること
③日経平均株価は米国のダウ平均と比較して割安な水準にあること
投資を始めるには株式市場が安定している今がチャンスかもしれません。
「つみたてNISA」にご興味のある方、ぜひ一度ご相談ください!