2017.12.08
自動販売機の当たり。
皆さんは見たことありますか? 私は今まで見たことがありませんでした。
そんなある日のお昼休み、いつもの当たりつき自動販売機で、いつものように100円玉を入れ、いつものコーヒーのボタンを押し、数字が回転しだします。
数字は3つまで必ず揃うのですが、最後の4つ目で外れるというのがいつものパターンです。 しかし今日は、いつもとは違う電子音が聞こえてきます。
何事かと思い数字を見ると「7777」と数字が4つ揃っているではありませんか!! 人生で初めて自動販売機の当たりを引きました!! あまりの嬉しさに興奮し、スマホで写真を撮りました。 点滅するのでなかなかシャッターのタイミングが合わずに苦戦しましたが、何とか撮れた写真がこちらです。
ウキウキしながら、どれにしようかと選ぼうとしていたその時、なぜか点滅のランプが急に消えてしまいました。さらに、数字の7777も消えていて、ボタンを押しても反応がありません。。。
さっきの当たりは幻なのか?と思い、写真を確認しましたがちゃんと当たっています。 すぐさま自動販売機の会社に電話をして確認したところ、なんと30秒たったら当たりは消えてしまうということでした。 釣った魚に逃げられるとは、まさにこのことだと実感しました。
しかし、それから一ヶ月後。またしても同じ自動販売機で当たりが!!
ですがここで喜ぶのはまだ早いです。商品を手にしてこそ本当の当たりです!!
30秒という制限時間に焦らされ、どれにすべきかと悩みます。
心の中でのカウントダウンが残り10秒を切りました。
悩んだ末に選んだのは、結局いつものコーヒーでした。
こんなに運がいいのだったらと、年末ジャンボ宝くじを少し買いました♪
さて、皆さんもご存知の通り宝くじに当たっても税金はかかりません。なぜ税金がかからないのかご存知ですか?
今日は宝くじの税金についてお話したいと思います。
当せん金付証票法
個人の一般的な収入については、所得税や住民税が課せられます。
所得税は累進課税という方式がとられており、所得が高い人程税率が高くなります。所得が4千万円を超えると所得税率は45%、住民税は10%なのでと合わせると55%になります。
そのような税率で宝くじに税金が課せられると、もし1億円当たってもほとんどが税金で消えてしまいます。
そんな夢を崩すようなことはしていませんね。
宝くじの当せんによる収入は「当せん金付証票法」という法律にて非課税の所得とされています。
当せん金額が300円だろうと1億円だろうと、税金はかかりません。
1億円当たれば1億円全額が手元に残るわけですね。
宝くじの還元率
宝くじの還元率ってどれくらいかご存知ですか?
還元率とは「投資した金額に対して、戻ってくる金額の割合」のことです。
宝くじ公式サイトにて確認したところ、平成27年度の宝くじの収益金のうち47.0%は当せん金として当せん者に支払われていました。
では、宝くじの収益金の残り53%の使い道もみてみましょう。
・12.0%は印刷経費、売りさばき人手数料等
売るためにかかった経費ですね。
・41.0%は収益金として発売元である全国都道府県等に公共事業等・社会貢献広告
抽せん会終了後、時効当せん金は時効成立後、それぞれ発売元である全国都道府県等へ納められます。つまり購入した時点で約40%をその購入した地域に納められています。
「寄付」と考えていいかもしれません。宝くじを買うなら地域貢献したい地域で買うのがいいかもしれませんね。
さて、宝くじは非課税とされていますが、似たようなもので競馬や競輪の当せん金はどうでしょうか?
競馬等の当せん金には税金が課せられることもあります。(一時所得に該当すれば年間の一時所得50万円までは税金がかかりません)
何千万、何億と当たった場合の税率はとても高いことは先程もお話させていただきました。
競馬等の当せん金には税金がかかるということを理解し、万が一でも払えない、なんてことないように注意して下さいね。
今年の年末ジャンボは1等前後賞合わせて10億円と過去最高金額です。
当たったら何を買おうかなと、皮算用ばかりしています。
しかし、それこそが宝くじの醍醐味ですからね。