2018.01.16
こんにちは。
いよいよ2018年がスタートしましたね!
みなさんは今年「これだけはやりたい!」ってこと、何かありますか?
私は、近いのにまだ行ったことがない国、中国を旅行したいと思っています。
旅行といえば…
先日初めて民泊を利用しました。
ツインのお部屋だったのですが、50㎡と広い上にキッチン完備、料金も格安で大満足でした!
そんな近年大注目の民泊…
みなさまの中にも「民泊経営を始めてみようかなー」とお考えの方がいるのではないでしょうか?
今回はそんな方のために、民泊経営のはじめ方を全3回にわたってご説明させていただきます。
Q.そもそも民泊って?
かつての日本における「民泊」とは、旅行者が訪れた土地の人の好意により、無償で農村や漁村の民家などに宿泊することを指していました。
それが2008年頃からAirbnbのようなインターネットの仲介サイトを通じて、外国人観光客へ個人宅の一部や空き別荘、マンションの空室などを貸し出すサービスが登場し始めました。
現在ではこのサービスのことを「民泊」と呼ぶようになっています。
Q.Airbnbって?
Airbnbとは、部屋を貸したい人(ホスト)と部屋を借りたい人(ゲスト)とをつなぐ、2008年に創業された米国発の民泊仲介サイトのことです。
現在では世界191ヶ国65,000以上の都市で利用されており、掲載されているリスティング(部屋・家)数は300万件(日本においては2017年5月時点で48,000件)を超えています。
Q.なぜ、民泊が注目されているの?
訪日外国人観光客の急増により宿泊施設が不足していることが背景にあります。
2016年の訪日外国人観光客数は過去最高の2,400万人を突破、政府は東京オリンピックの行われる2020年に訪日外国人観光客数を4,000万人とする目標を掲げており、今後もさらに増える見込みとなっています。
民泊の更なるビジネスチャンスが期待されますね!
Q.民泊って違法じゃないの?
旅館業法上、宿泊施設を提供する場合には許可が必要です。
しかし、新たなビジネスモデルである民泊に、そもそも従来の旅館業法が適用されるかが曖昧な上、民泊を旅館業法で規制しようすると、そのほとんどが要件を満たせず、結果として無許可の民泊が増加する問題が発生しました。
また、観光立国へ向け宿泊施設不足を解消したい政府の思惑も相まって、従来の旅館業法より要件の緩やかな民泊新法(住宅宿泊事業法)が制定されることとなりました。
次回は民泊新法の概要と民泊ビジネスの具体的な仕組みをご説明させていただきます。